マイナンバーカードの活用
皆さんこんにちは。 受付の小林です。
早いものでもう8月に入り、日々真夏日の暑さに疲れが溜まっている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私も毎年恒例のプラムの出荷作業が本格的に始まり、冷房のない小屋にこもって、休日返上で箱詰めを手伝っており、少し疲れが溜まってきています💦 皆さんも水分補給と体調管理を万全にして今年の猛暑を乗り越えましょう!
さて、突然ですが皆さんはマイナンバーカードをお持ちですか? ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年の10月からマイナンバーカードの保険証利用ができるようになりました。
お持ちのマイナンバーカードと健康保険証を紐づけることにより、病院や薬局の窓口で保険証を提示する代わりにマイナンバーカードと顔認証(または4桁の暗証番号)で保険証の資格確認などが行えます。
患者様がマイナンバーカードを保険証として利用するメリットは、
・保険証の切り替え手続き中で手元に保険証がなくても医療機関を受診できる
・他医院での過去の処方内容や特定健診のデータが照会できる
・入院や手術などの高額治療の際に、限度額適用認定証がなくても限度額以上の一時支払が不要になる
・保険証と違い、窓口でマイナンバーカードを預ける必要がない(専用の機械にかざすだけ)
・確定申告が簡素化できる
などがあります。
医療機関としても、期限切れの保険証による受診で発生する過誤請求などの抑制や、他医院での処方の確認ができ、今後は更に処方箋の電子化によるタイムリーな情報提供、手術等の項目の情報共有も加わる予定で、診療にも大いに役立つだろうと期待しています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html#Q8
ご希望の方は事前に、マイナンバーカードの申請・発行と保険証利用の申し込みを行っていただく必要があります。 手続き方法はスマートフォン、セブン銀行のATMなど複数ありますで、厚生労働省のホームページを参考になさってください。
以上の説明をさせていただきましたが、実はまだ当院では導入まで至っておりません。 導入の申請は行っており、専用の読み取りの機械(顔認証付きカードリーダー)は準備できていますが、運用するためのソフトを管理する機械が、コロナ禍や世界情勢の影響により準備が遅れているようで、運用までもうしばらくお時間をいただくこととなりますのでご了承ください。
7月24日時点では、病院・診療所・薬局の全施設数229,690件に対して、顔認証付きカードリーダーを申し込みしている施設は全施設の61%、実際に運用している施設は全施設の25.8%、全国で約4分の1の施設でマイナンバーカードを保険証として利用できるそうです。 数字で見ると少ないですが、今後さらに拡大されることを期待しています。
詳しい説明や申し込み方法、利用可能な医療機関、セキュリティに関しては、以下の厚生労働省のホームページ内に記載がありますので、ご覧ください。
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