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2018年12月 5日 (水)

椅子の経過観察

 こんにちは丸山です。

 平地での雪の便りは、小布施ではまだですが、12/1に志賀高原のスキー場開きが行われて、いよいよ冬本番ですが、皆様冬の準備はお済でしょうか?

 今年の4/24のブログで「椅子の延命処置、大成功」と載せました(詳細は2018年4月24日のブログをご覧下さい)。今回はその経過観察です。
 座っていると座面が下がってくるため、割りばしをつっかえ棒にして椅子を使っていました。1か月前位までは、特に問題無く椅子を使えていたのですが、最近になってガスシリンダーごと座面がグラグラ動くようになって折れそうな状態になってしまいました。
 椅子の上で飛び跳ねたりしてはいませんが、体重にいよいよ耐えられなくなってしまったようで、買い替えとダイエットを考えなくてはいけなさそうです。
 この件に関して、ふと思ったことは“ポストクラウン”(いわゆるさし歯)が装着された歯の歯根破折です。

 下の図はポストクラウンの構造を示したもので、歯根の中に楔のように金属の硬いポストが入っています。

Photo


 通常は問題無く使えるのですが、咀嚼することにより銀歯にいろんな方向から力が加わり、無理をかけると破折する可能性が高くなってきます。例えば前歯で食いちぎる、歯ぎしり、奥歯が無く前歯でのみ咀嚼、このようなことがあってもすぐにだめになる訳ではありませんが、破折のリスクはそのような行為が反復されて繰り返されることにより高くなってきます。もし、破折に生命は終わりを告げることになってしまいます。
 このような歯は神経が無い生きていない歯ですので、生きている歯より脆くなっており、一般の物質(金属等)と同じく、疲労破壊が年々高くなっていくことはよく知られています。
 若い頃は野球や他の運動等で、上顎の前歯を折る事故も他の年代よりは多く、その根を利用してポストクラウンを装着してもらった場合、若いが故に残っている体の生存期間は当然長い場合が多いわけですので、長くそのポストクラウンに力がかかる回数も増えてきます。そのため、一生もたずに根の疲労破壊が生じて抜歯せざるを得なくなる方も多くなります。

 椅子のトラブルと歯の破折を無理やり結び付けたブログになりました。物も歯も大切に使いたいですね。
                                                                                                                               
                                                          歯科医師 丸山 貴

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